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タイ国際航空のマイル(Royal Orchid Plus)貯め方・使い方を徹底解説!
タイ国際航空のマイレージプログラムであるRoyal Orchid Plus(ロイヤルオーキッドプラス、以下ROP)の貯め方、使い方などに関する情報を少しずつまとめていきたいと思います。
タイ国際航空 Royal Orchid Plus(ロイヤルオーキッドプラス)のメリット
初搭乗で2,500マイルがもらえる!
Royal Orchid Plus(ロイヤルオーキッドプラス)に入会登録後、タイ国際航空に搭乗するとボーナスマイルとして2,500マイルがもらえます。
2,500ボーナスマイルは通年実施されています。
マイル加算先をANA等にしてしまうとボーナスマイルを獲得できません。
必ずロイヤルオーキッドプラスにマイルが加算されるようにする必要があります。
登録した5名まで特典を譲渡できる
ロイヤルオーキッドプラスでは特典利用者リストに登録した5名まで血縁等関係なく特典を譲渡できます。
つまり自分のマイルを使って友人のフライトを予約するなんてこともできます。
マイルが買える
「特典航空券に必要なマイルがあと僅か!」って時にはマイルを購入することもできます。
購入は1,000マイルからで、1マイル約4.3円です。
マイルの購入はクレジットカードでの支払いに限られます。
タイ国際航空 Royal Orchid Plus(ロイヤルオーキッドプラス)マイルの貯め方
フライトマイル(タイ国際航空)で貯める
タイ国際航空の搭乗でマイルが貯まります。
エコノミークラスの積算率
エコノミークラス搭乗時の積算率は以下の通りです。
セールなどの割引運賃は大抵V/Wクラスになります。
予約クラス | 積算率 |
Y、B、M、H、Q | 100% |
T、K、S | 75% |
G | 50% |
V、W | 25% |
L | 0% |
東京-バンコクを基準とした積算マイル
東京-バンコク間の片道の参考積算マイルは以下の通りです。
予約クラス | 積算マイル |
Y、B、M、H、Q | 2,869マイル |
T、K、S | 2,152マイル |
G | 1,434マイル |
V、W | 717マイル |
L | 0マイル |
積算率100%を基準にしているため、若干差異が生じる場合がありますので参考程度にしてください。
タイ国際航空搭乗時のANA獲得マイル
タイ国際航空搭乗時のマイルをANAに加算させることもできます。
予約クラス | 積算率 | 東京-バンコクの獲得マイル(片道) |
Y, B, M, H, Q | 100% | 2,869マイル |
T、K、S | 50% | 1,434マイル |
上記以外 | 0% | 0マイル |
2016年11月30日以降、改悪によりT、K、Sクラスの積算率が70%→50%引き下げられました。
割引運賃であるV/Wクラスは対象外となるため、ANAのマイレージ番号を登録した所で、1マイルも加算されないため注意が必要です。V/Wクラスで予約した場合はロイヤルオーキッドプラスにマイル加算させた方が良いでしょう。
予約クラスの確認方法
予約クラスがわからない!って人は「予約時」または「予約後」にクラスを把握することができます。
予約時に確認するには、料金選択画面で便を選択するとクラスが表示されます。
予約後であればタイ国際航空から送られてくるメールに記載されています。
上記の場合、予約クラスQとなるため積算率100%の予約クラスとなります。
搭乗クラスを選択したい場合
マイル積算数を上げるため予約クラスを上げたいって場合の方法です。
日本語サイトの場合「バンコク-日本以外の他国」のフライトでは割引運賃(主にV/Wクラス)しか表示されません。
予約クラスを選択したい場合はトップページの地域選択を「Global」に設定し改めて検索すると予約クラスが選べるようになります。
選択地域を「Japan」から「Global」に変更すると
SAVERからFULL FLEXまで選べるようになります。
フライトマイル(NOK AIR)で貯める
タイ国際航空以外でもタイ国際航空が出資するLCCであるNOK AIR(ノックエア)の搭乗でマイルが貯まります。
運賃タイプ | 積算マイル |
Nok Max (ノックマックス) | 250マイル |
Nok X-tra (ノックエクストラ) | 150マイル |
Nok Lite(ノックライト) | 対象外 |
NOK AIR(ノックエア)の搭乗でマイルを積算させるためには、ノックファンクラブへの入会が必要です。
クレジットカード利用で貯める
タイ国際航空の提携クレジットカードは日本では「三井住友カード」と「JCB」から発行されています。
ロイヤルオーキッドプラスVISAカード | ロイヤルオーキッドプラスVISAカード (ゴールド) |
ロイヤルオーキッドプラスJCBカード | ロイヤルオーキッドプラスJCBカード (ゴールド) |
|
還元率 | 100円=1マイル (還元率1%) |
100円=1マイル (還元率1%) |
100円=1マイル (還元率1%) |
100円=1マイル (還元率1%) |
年会費 | 5,400円 (初年度無料) |
16,200円 | 5,400円 (初年度無料) |
16,200円 |
家族会員年会費 | 432円 (初年度無料) |
1人目無料 2人目以降1,080円 |
432円 (初年度無料) |
1人目無料 2人目以降1,080円 |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
海外傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
国内傷害保険 | - | 最高5,000万円 | - | 最高5,000万円 |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
タイ国際航空の航空券の支払いに使っても還元率が変わらないのがデメリットです。
例えばANAカードでANAの航空券を買えば加算マイルとは別にボーナスマイルや搭乗ボーナスマイルが都度発生しますが、ロイヤルオーキッドプラスカードではそれら特典がありません。
さらにマイル加算まで2ヵ月程度要するようです。
タイ国際航空のマイルを貯めるのであれば、アメックスがおすすめです。
還元率やマイル加算スピードが公式カードより優れています。
スターウッド プリファード ゲスト | スカイ・トラベラー | スカイ・トラベラー・プレミア | |
還元率 | 100円=3ポイント 3,000ポイント=1,000マイル (還元率1%-1.25%) |
100円=1マイル (還元率1%) タイ国際航空 100円=3マイル (還元率3%) |
100円=1マイル (還元率1%) タイ国際航空 100円=5マイル (還元率5%) |
年会費 | 33,480円 | 10,800円 | 37,800円 |
家族会員年会費 | 16,740円 | 5,400円 | 18,900円 |
入会ボーナスマイル | 30,000ポイント =10,000マイル |
3,000マイル | 5,000マイル |
継続ボーナスマイル | - | 1,000マイル | 5,000マイル |
海外傷害保険 | 最高1億円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
国内傷害保険 | 最高5,000万円 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 |
詳細 | 詳細 |
SPGアメックスは60,000ポイントをまとめて移行することで5,000マイルがボーナスとして追加されるため、還元率1.25%まで高めることができます。
よって日常決済におすすめです。
航空券の支払いが多い方は、スカイトラベラーがおすすめです。
タイ国際航空の他、ANAやJALなどの対象航空会社の購入で100円につき3マイルもしくは5マイル貯まります。
私もスカイトラベラー・プレミアムを使っていますが、ROPへのマイル移管は早ければ申請の翌日に反映されていることがあります。
よってROPマイルを貯めるならアメックスの方が断然有利でしょう。
Grab利用で貯める
東南アジアで使える配車アプリの「Grab」で貯まったポイントをタイ国際航空のマイルに交換することもできます。
1,600ポイントで100マイルの比率となるため、効率はかなり悪いです。
ホテル宿泊で貯める
利用には事前にROPのマイレージ番号をアゴダに登録しておく必要があります。
タイ国際航空 Royal Orchid Plus(ロイヤルオーキッドプラス)マイルの使い方
タイ国際航空 特典航空券 必要マイル数
特典航空券に必要なマイルチャートは以下の通りです。
※()内は片道予約の際に必要なマイル数です。
区間 | エコノミー | ビジネス | ファースト | |
国内線 | タイ国内 | 15,000 (9,000) |
20,000 (12,000) |
- |
国内線 | プーケット-チェンマイ間 | 25,000 (17,500) |
40,000 (28,000) |
- |
~1,000マイル区間 | ダッカ、ハノイ、ホーチミン、クアラルンプール、昆明、ルアンパバーン、マンダレー、ペナン、プノンペン、シンガポール、ビエンチャン、ヤンゴン | 25,000 (17,500) |
40,000 (28,000) |
- |
1,001~2,000マイル区間 | Bengalura、長沙、成都、重慶、チェンナイ、コロンボ、デンパサール、広州、香港、ハイデラバード、ジャカルタ、カトマンズ、コルカタ、マニラ、ムンバイ、ニューデリー、上海、台北、厦門(アモイ) | 35,000 (24,500) |
55,000 (38,500) |
70,000 (49,000) |
2,001~3,600マイル区間 | 北京、釜山、ドバイ、福岡、イスラマバード、カラチ、ラホール、マスカット、名古屋、大阪、パース、ソウル、札幌、東京(羽田、成田) | 45,000 (31,500) |
75,000 (52,500) |
110,000 (77,000) |
3,601~4,800マイル区間 | ブリスベン、メルボルン、モスクワ、シドニー | 55,000 (38,500) |
98,000 (68,500) |
150,000 (105,000) |
4,801~8,000マイル区間 | オークランド、ブリュッセル、コペンハーゲン、フランクフルト、ロンドン、ミラノ、ミュンヘン、オスロ、パリ、ローマ、ストックホルム、チューリッヒ、ウィーン | 70,000 (49,000) |
130,000 (89,000) |
185,000 (129,000) |
8,001~12,500マイル区間 | ヨーロッパとオーストラリア、またはニュージーランドとバンコク経由 | 90,000 (63,000) |
170,000 (118,000) |
230,000 (160,000) |
タイ国際航空 アップグレード特典 必要マイル数
予約クラスに応じて必要マイルが異なります。
エコノミー→ビジネス (クラスY、B、M) |
エコノミー→ビジネス (H、Q、S、T、K) |
エコノミー→ビジネス (G、V、W) |
エコノミー→プレミアムエコノミー (クラスY、B、M、H、Q、S、T、K) |
エコノミー→プレミアムエコノミー (G、V、W) |
ビジネス→ファースト (C、D、J) |
|
~1,000マイル区間 ダッカ、ハノイ、ホーチミン、クアラルンプール、昆明、ルアンパバーン、マンダレー、ペナン、プノンペン、シンガポール、ビエンチャン、ヤンゴン |
16,000 | 20,000 | 22,000 | 12,000 | 14,000 | ー |
1,001~2,000マイル区間 Bengalura、長沙、成都、重慶、チェンナイ、コロンボ、デンパサール、広州、香港、ハイデラバード、ジャカルタ、カトマンズ、コルカタ、マニラ、ムンバイ、ニューデリー、上海、台北、厦門(アモイ) |
20,000 | 25,000 | 27,000 | 17,000 | 22,000 | 35,000 |
2,001~3,600マイル区間 北京、釜山、ドバイ、福岡、イスラマバード、カラチ、ラホール、マスカット、名古屋、大阪、パース、ソウル、札幌、東京(羽田、成田) |
24,000 | 30,000 | 35,000 | 20,000 | 28,000 | 40,000 |
3,601~4,800マイル区間 ブリスベン、メルボルン、モスクワ、シドニー |
34,000 | 44,000 | 56,000 | 23,000 | 32,000 | 52,000 |
4,801~8,000マイル区間 オークランド、ブリュッセル、コペンハーゲン、フランクフルト、ロンドン、ミラノ、ミュンヘン、オスロ、パリ、ローマ、ストックホルム、チューリッヒ、ウィーン |
38,000 | 50,000 | 70,000 | 25,000 | 42,000 | 58,000 |
タイ国際航空 アップグレード特典はWebによる特典利用ができません。
電話もしくはタイ国際航空の支店等での手続きが必要です。
ANAのマイルを使ったアップグレードも可能!
タイ国際航空で予約したTG便をANAのマイルでアップグレードすることもできます。
アップグレード(飛び級不可) | 必要マイル |
エコノミークラス(Y/Bクラス)→ビジネスクラス | 22,000(片道) |
ビジネスクラス(C/Dクラス)→ファーストクラス | 35,000(片道) |
ROPマイルを使うより少ないマイルでアップグレードできます。
アップグレードはANAのウェブサイトから行えます。
一見お得に見えますが、おすすめできません。
なぜならエコノミーからビジネスへのアップグレードはYかBクラスでの予約が前提となります。Y/Bクラスの運賃を検索すると
片道でこの値段です。
続いてビジネスの割引運賃を検索してみると
エコノミーのY/Bクラス+25,000円でビジネス乗れちゃうんですよね。。
この差だったらマイル使わず最初からビジネス取ってしまった方がお得です。
Royal Orchid Plusステータスと特典
タイ国際航空もANAやJAL同様にフライトマイルによるステータスがあります。
レギュラー メンバー |
シルバー メンバー |
ゴールド メンバー |
プラチナ メンバー |
|
条件 | ROP入会者全員 | 12ヶ月間に10,000Qマイル または 24か月間に15,000Qマイル |
12ヶ月間に50,000Qマイル または 24か月間に80,000Qマイル または 12ヶ月間にタイ国際航空運航国際線に40セクター以上搭乗 |
タイ国際航空のビジネス、 ファーストクラスの搭乗回数の多い方 |
スターアライアンスステータス | - | シルバー | ゴールド | ゴールド |
特典 | - | - | ステータス獲得時に5,000マイル | 無料往復アップグレード特典 |
キャンセル待ち | - | キャンセル待ちの優先案内 (スタアラ) |
キャンセル待ちの優先案内 (スタアラ) |
キャンセル待ちの最優先案内(TG) |
チェックインカウンター | 一般 | 一般 | ・スタアラ ゴールドのチェックインカウンターにて優先的に搭乗手続き | ・搭乗予定クラスにかかわらず、スワナブーム国際空港では、チェックインカウンターA1-A3(ファースト)の利用が可能 ・スタアラ ゴールドのチェックインカウンターにて優先的に搭乗手続き |
搭乗順 | - | - | ・優先搭乗 (TG/スタアラ) |
・最優先搭乗(TG) ・優先搭乗(スタアラ) |
手荷物返却 | - | ・受託手荷物の優先ハンドリング(TG) | ・受託手荷物の優先ハンドリング(TG/スタアラ) | ・受託手荷物の最優先ハンドリング(TG) ・受託手荷物の優先ハンドリング(スタアラ) |
受託手荷物 | - | ・10KG の超過手荷物無料(TG) | ・20KG の超過手荷物無料 (スタアラ) |
・航空券クラスに準ずる許容受託手荷物範囲に加え、30KG または 1個の超過無料サービス(TG) ・20KG の超過手荷物無料 (スタアラ) |
ラウンジ利用 | 不可 | 不可 | ・スワナブーム国際空港内タイロイヤルシルクラウンジ ・世界各国のスターアライアンスラウンジ |
・スワナブーム国際空港内タイロイヤルファーストクラス専用ラウンジ ・世界各国のタイロイヤルファーストクラス専用ラウンジ ・世界各国のスターアライアンスラウンジ |
タイ国際航空はスターアライアンスシルバーに最も到達しやすいのが特徴です。
必要マイルは10,000Qマイルで、およそ東京-バンコクのQクラス2往復で到達が可能です。
特筆すべきは、ゴールドステータス昇格・更新の際に1回だけ往復アップグレードの特典が獲得できます。(G、V、Wクラス除く)
つまり、ゴールドステータスになれば1回だけ区間制限なしでエコノミークラスをビジネスクラスへ、またはビジネスクラスをファーストクラスへ無料でアップグレードできます。
さらにプラチナメンバーとなると何度でも無料アップグレード特典を受け取れます。
プラチナメンバーになるには何回搭乗したら昇格、何マイル獲得したら昇格といった明確な基準が記載されていません。
不確かな情報ですが、プラチナ到達条件は年間に80,000Qマイルを2年連続で且つ全てビジネス、ファーストクラスで獲得するとオファーがあるとのことです。
全てビジネスかファーストで2年連続ってのはかなりハードル高いのですが、プラチナ到達後は無制限のアップグレード特典を獲得できるのでメリットも大きいです。
如何だったでしょうか。必要マイル数や使い勝手を考えるとタイ国際航空のマイレージRoyal Orchid Plusはあまりおすすめはできません。
しかし、SFCやJGCの稀少性が薄れている今、タイ国際航空のステータスを狙ってみるのもおもしろいかもしれません。