これから利用する人のために!ジェットスター解体新書

ジェットスター解体新書

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ジェットスター解体新書

ジェットスター・ジャパンの成り立ちと特徴

ジェットスターは元々オーストラリアのカンタス航空が同じオーストラリアのヴァージン・オーストラリアに対抗するために2004年に設立した格安航空会社(LCC)です。

その後2011年にカンタス航空と同じワンワールドに所属する日本航空、三菱商事が出資しジェットスタージャパンが設立されました。

ジェットスター本場オーストラリアのジェットスター

国内路線に就航しているLCCではANA系のピーチとバニラエア、中国系のスプリングエア(春秋航空)そしてJAL系のジェットスターがあります。

ジェットスターの特徴としては国内線路線数がLCCの中では1番です。成田空港発着便では主要路線である札幌、大阪、福岡、那覇の他に高松、松山、大分、熊本、鹿児島行きがあります。

元々ピーチに比べ黒字化が遅れCEOが変わったりと不安定な経営時期がありましたが、2016年6月期に黒字化を果たし、以前と比べ大分安定してきた印象です。これは(躍進を支えたのが、他社が国際線に力を入れるなか地道に国内線を広げた逆張りの戦略だ。(日本経済新聞))にもあるように他のLCCが積極的に海外路線に打ってでる中国内線の品揃えの集中した戦略が奏功したようです。また今年の6月に松山路線が利用100万人突破したように、松山、高松路線と四国初のLCCが話題となり高い搭乗率を誇っています。実際に7月6日に搭乗した松山-成田便は満席でした。



ジェットスターの就航路線(国内線)

東京(成田)発着の就航路線(※2017年7月現在)

東京(成田)→札幌(新千歳) 札幌(新千歳)→成田

東京(成田)→沖縄(那覇)  沖縄(那覇)→東京(成田)

東京(成田)→福岡      福岡→東京(成田)

東京(成田)→大阪(関西)  大阪(関西)→東京(成田)

東京(成田)→高松      高松→東京(成田)

東京(成田)→松山      松山→東京(成田)

東京(成田)→大分      大分→東京(成田)

東京(成田)→熊本      熊本→東京(成田)

東京(成田)→鹿児島     鹿児島→東京(成田)

大阪(関西)発着の就航路線(※2017年7月現在)

大阪(関西)→札幌(新千歳) 札幌(新千歳)→大阪(関西)

大阪(関西)→沖縄(那覇)  沖縄(那覇)→大阪(関西)

大阪(関西)→福岡      福岡→大阪(関西)

名古屋(中部)発着の就航路線(※2017年7月現在)

名古屋(中部)→札幌(新千歳) 札幌(新千歳)→名古屋(中部)

名古屋(中部)→沖縄(那覇)  沖縄(那覇)→名古屋(中部)

名古屋(中部)→福岡      福岡→名古屋(中部)

名古屋(中部)→鹿児島     鹿児島→名古屋(中部)

ジェットスターの就航路線(国際線)

東京(成田)発着の就航路線(※2017年7月現在)

東京(成田)→上海

東京(成田)→マニラ

東京(成田)→台北

東京(成田)→ケアンズ

東京(成田)→香港

東京(成田)→ゴールドコースト

大阪(関西)発着の就航路線(※2017年7月現在)

大阪(関西)→台北

大阪(関西)→マニラ

大阪(関西)→香港

大阪(関西)→ケアンズ

名古屋(中部)発着の就航路線(※2017年7月現在)

名古屋(中部)→台北

名古屋(中部)→マニラ

ジェットスターの使用機材

機体は全てエアバスA320-232を使用しています。
エアバスA320-232

座席数は180席で真ん中に通路が通り、その脇に3席ずつといった配列です。
ジェットスター 座席
ジェットスター 座席

ジェットスター利用の注意点

受託手荷物は別料金

荷物を預ける際の受託手荷物は別料金となっています。

~15kg +1,650円
~20kg +1,850円
~25kg +2,100円
~30kg +2,400円
~35kg +2,800円
~40kg +3,400円

※上記は事前申し込みの料金です。当日空港で申し込むと料金が変わります。

※ちゃっかりPlusには受託手荷物10kg、しっかりMaxには30kgが含まれています。

 

機内持込手荷物は7kgまで無料のため、費用を抑えたい人は機内持ち込みにしましょう。

また受託手荷物がある人は、ちゃっかりPlusで予約すると+1,850円(国内線)で受託手荷物10kg・スタンダード座席指定無料・予約変更無料・機内ホットドリンク1杯・JALorカンタスorフライトバウチャーが付いてくるので、ちゃっかりPlusで予約しましょう。

座席指定は別料金

座席指定は別料金になります。料金は指定位置によって違います。

スタンダードシート +720円
アップフロント +960円
エクストラ・レッグルーム +1,230円
ジェットスターのシート

※ちゃっかりPlusはスタンダートシートの指定が無料です。

※しっかりMaxは全シートの指定が無料です。

空港税など諸税と決済手数料が発生する

ジェットスターの表示価格には空港使用料が含まれてません。

よって表示価格で買えると思っていたら、思ったより高くなったというケースがあります。

空港使用料

また上記とは別に決済手数料が発生します。

クレジットカードは1区間に\500

コンビニ、銀行などで支払えるウェルネットは1区間に\650の決済手数料が発生します。

唯一、ジェットスターのフライトバウチャーによる支払いは手数料がかかりません。

ジェットスターは揺れる?

ジェットスター=揺れるというテーマ自体違うと思いますが、飛行機が揺れる原因はこちらにまとめてあります。

まとめると、揺れる時はANAだろうがJALだろうが揺れます。これは天候による要素が大きいためです。
ただ1点挙げるとすれば、ジェットスターの機材は全てA320です。これはボーイング777や787に比べ小型です。よって機体の大きさで言えばB777やB787に比べ揺れやすいといえます。

トータルで考えると安くない場合がある

LCCはANAやJALに比べ安いというイメージがありますが、旅割の最安値と比較すると、トータルコストは安くない場合があります。

例えば2017年9月1日出発東京=那覇路線で座席指定、受託手荷物1つという前提で比較すると

ANA 8,990円

ジェットスター 8,190円

さらに受託手荷物と座席指定まで入れると、ジェットスターでは以下の料金は別途かかります。

380円(諸税)+1,750円(スタータープラス)+500円(支払い手数料)

閑散期の平日出発で予定が決まっている場合、ANAやJALの割引運賃の方が安い場合があります。さらにANAやJALは受託手荷物や空港税、座席指定が料金に含まれているため、表示価格以上に費用が発生することはありません。またジェットスターのスタータープラスではJALのマイルが246マイル貯まりますが、ANAの割引運賃の場合738マイル貯まります。

さらに気をつけなければいけないのが空港までの交通費です。

私の場合は羽田と成田の交通費が倍ぐらい違うので、価格差が僅差であればANAを使ってます。

乗り遅れにシビア!成田利用なら1時間前に着いておくべし!!

受託手荷物がある場合、成田空港には1時間前には着いて置きたいです。

先ず受託手荷物の列に時間を要すことが多いです。

さらに保安検査でも思った以上に時間がかかります。

これはあくまで全て順調に行った場合の話で混雑時はさらに時間かかりますし、受託手荷物容量をオーバーした場合なんかは一旦支払いカウンターで支払いしてから、また預けるカウンターに行く必要があるので、余計時間かかります。

さらにジェットスターの搭乗開始時間は出発時刻の30分前です。

よって1時間前に着いても、搭乗時間まで30分しかありません。

さらにLCCは乗り遅れにシビアです。ANAやJALの場合、チェックインしとけば空港内でGSさんが必死に探してくれますが、LCCの場合はそれがありません。搭乗時間過ぎたら乗れません。
よってLCCで成田第三ターミナル利用の際は時間に余裕を持って向かわれることをおすすめします。

逆に地方から成田にいく場合は混雑もあまりないので、他のANAやJALと同じ30分あれば丁度いいぐらいです。

ジェットスターのメリット

直前予約は圧倒的にLCCが安い

前述したとおり、トータルで考えると安くない場合があるとお伝えしましたが、逆に価格差が圧倒的に広がるのが直前予約した場合です。急遽5日後に那覇に行く場合

ANA最安26,490円

ジェットスター最安8,190円

と諸費用加味してもANAの半額以下です。

ANAやJALは出発日が近くに連れてかなり高くなりますが、LCCの場合大きくは変わりません。

実際ジェットスターではありませんが、昨年の7月に出発3日前にタイ行きが決まり、ANAやJAL、タイ国際航空で運賃を調べたら往復15万。しかしタイ・エアアジアで調べたら5万円と、お陰で費用を大分抑えることができました。

東京から伊豆に行くのと同じ費用

確かにANAやJALに比べ快適ではないです。しかもANAのDIAなんかになると尚更・・ラウンジ使えないし、手荷物却ってくるの遅いし・・ただバスって思うと十分だと思います。さらに、本当に安いタイミングで予約取れれば九州旅行とか、1泊10,000円とか15,000円以内で行けたりするので、関東から伊豆に旅行に行くのと同じ感覚で全国に行けちゃうっていうのは素晴らしいです。そういったことを考えると使わないと損かなと思えます。

ジェットスターの極限まで値段を下げる方法

受託手荷物を無くし、座席を気にしない

ジェットスターの料金は基本料金+その他という構図です。

荷物預けたら重さによってプラス料金、座席も場所によってプラス料金、食事や飲み物も別。

つまりこういったその他の要素を無くせば、基本料金+諸税+支払い手数料だけで済みます。

荷物預けない場合は機内持ち込みになりますが、7kgまでであれば機内に持ち込めます。

また座席指定しなければ、当日空いてる席に割り当てられるので追加費用は発生しません。

セールをとことん活用

LCCの面白いところはセールでありえない値段が出てくることです。

実際ジェットスターでは現在“五目チャーハン”というキャンペーンを開催中です。

セール期間中、対象路線が五目チャーハン価格(480円)で売られています。

注意点は搭乗期間を10月11日〜10月26日からしか選べないのと、受託手荷物や座席指定は別料金です。


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