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タイのタンブン(ทำบุญ)とタンブンのメッカ「カオキッチャクット国立公園」
タンブン(ทำบุญ)とは
タイでは「タンブン(ทำบุญ)」という考えというか・・行いがあります
タンブン(ทำบุญ)を訳すと「徳を積む、良い行いをする」
タイは仏教国なので人口の90%が仏教徒と言われています
徳を積めば最終的には幸せが自分に返ってくるという、仏教的な教えです
よって日常的にお坊さんに食べ物や日常品を与えたり、お供えしたりします
また仏教の日のようなのが年に何回かあり、そういった日はみんなお寺に行くのが習慣化しているようです
日本ではお正月や法要などを除いて若い人が積極的にお寺に行くなんて光景はあまりありませんが、タイでは老若男女問わずお参りしたりお坊さんに食べ物や日常品を与えたりと、タンブン(ทำบุญ)の教えが根付いています
タンブン(ทำบุญ)は近くのお寺にお参りしたり、お坊さんに食べ物や日常品を与えたり、貧しい花売りから花を買うのもあり・・方法は様々で要は自分の気持ち次第です
タンブンのメッカ「カオキッチャクット国立公園」
タンブン(ทำบุญ)でもメッカと呼ばれる聖地が存在します
その名も「カオキッチャクート国立公園」
神聖な仏足石を参拝するために多くの観光客や仏教徒が訪れる信仰の山で、ここを訪れれば天国の扉に近付くことができると言われています。(タイ国政府観光庁公式サイト)
カオキッチャクット国立公園は、チャンタブリー県にある山の一部です
残念ながらカオキッチャクット国立公園は、年中行けるわけではありません
毎年1月の後半から3月中旬の2ヵ月間のみ山開きされます
カオキッチャクットまでのアクセス
カオキッチャクットまでは車が必要となります
レンタカーを借りて山を目指すか、旅行会社やロットゥと呼ばれる乗合バスで行くしか方法がありません
バンコクからカオキッチャクットまでは車で4時間。深夜に出発して4時間かかったので日中ならばもう少し時間がかかるかもしれません・・
車で山の麓まで行き、そこからお寺側が用意している4WDのピックアップトラックに乗って登山口を目指します
急こう配の続く山道をピックアップトラックの荷台に乗って昇っていくのは中々楽しい体験です。ちゃんと捕まってないと振り落とされそうになりますが、心配な方は車内の座席に座らせてもらうこともできます
山の麓まで来たら、そこからはひたすら登山
記憶が定かではありませんが片道2時間ぐらいの山登りです
老若男女問わず訪れるため、トイレや応急処置テントもあります
ラウンドマークである大きな岩がそびえ立つ視界が開けた場所が「ローイプラプッタバ」です
天気が良ければこの岩の先が絶景ポイントですが、岩で滑る上に勾配となっているので気を付けてお参りしてください
「ローイプラプッタバ」からさらに上に昇っていくと、赤い布が木々に巻かれたエリアに到達します。これが「パーデーン(ผ้าแดง)」と呼ばれる終点です
これにてカオキッチャクットの巡礼は終了です
登って降りてくるまで大体4~5時間ぐらいです
普通のスニーカーで十分ですが山道で滑りやすい箇所もあるので、歩きやすい靴は必須です。また道中の水分補給やお菓子もあった方が良いです
時間帯によっては山道が混雑するらしいですが、僕が登り始めた朝8時ぐらいはそこまで混んでいませんでした
タイ人が行きたがるパワースポット「カオキッチャクート国立公園」
是非足を運んでみてください