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「Revolut」が日本上陸!トラベラー必須の両替・送金アプリを徹底解説
英国発祥のフィンテック「Revolut(レボリュート)」がついに日本上陸!
数年前からウェイティングリストに登録はできましたが、2020年5月にようやくサービス開始となりました
第1号ユーザーとして使わせていただいてます
Revolut(レボリュート)とは
Revolut(レボリュート)は英国発祥のフィンテックベンチャーです
2015年設立。設立後に一気に世界中から注目を集め、新しいタイプの銀行「Challenger Bank(チャレンジャーバンク)」と呼ばれています
具体的なサービスは「外貨両替」「国際送金」「P2P送金」「デビットカード」になりますが、その使いやすさ・手数料の低さでGrabと並ぶトラベラー必須の超便利サービスです
外貨両替
Revolut(レボリュート)のアプリに日本円をチャージしておけば、アプリ内で指定通貨に両替が行えます
チャージはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを紐づけておこなえます
アプリ内に複数通貨の口座を持てるイメージです
特筆すべきは、24時間365日好きなとき好きな通貨に両替できます
10秒で現地通貨を獲得
両替した通貨はRevolutが発行するデビットカードを通じて、現地のATMで現地通貨を引き出せます
アプリさえあれば海外旅行のときにでも外貨を事前準備しておく必要がなくなります
現地着いてから、その場で円を外貨に交換しATMで引き出すことができるからです
もちろんいつでも両替できるので、余った外貨は円へ戻すことも可能です
旅行後に半端に外貨が余った経験って誰しもお持ちかと。Revolutで必要なとき、必要な分だけ両替しておけば、無駄なく使くことができます
自動両替で円高時に設定値で両替
さらに24時間365日両替ができるから、円高の時に現地通貨を仕込んでおくなんてこともできます
海外旅行のタイミングで円安となると、同じ買い物でも支出が増えてしまいます
仮にコロナショックで1ドル102円なるような瞬間にドルを調達できれば理想的ですが、中々ハードル高いですよね
Revolutなら自動で円高時に両替ができます
「自動両替」という機能を使えば、特定の値に達したときに自動で両替が実行されます。また価格アラートという設定値に達したときにお知らせしてくれる機能もあります
両替手数料不要、さらに圧倒的レート!
さて、肝心なのは便利さ以上に手数料ですよね
両替は無料です(標準プランは月75万円まで)さらにインターバンクレートが採用されているらしく、両替店やオンラインの両替レートと比較できないレベルのレートです
6月1日のレート | 外国為替公示相場(仲値) | Travelex | doru.jp | Revolut |
ドル円レート | 107.75 | 111.3377 | 109.96 | 107.5268 |
ユーロ円レート | 119.84 | 125.2053 | 123.36 | 119.0476 |
タイバーツレート | 3.39 | 3.8623 | 3.524 | 3.4305 |
(2020年6月1日の両替レート)
海外ATMでの手数料無料です(※上限有/オーナー手数料は対象外)
海外送金手数料無料!さらに高レート
アプリ内から海外送金もおこなえます
タイ在住の私は家賃振込のため毎月海外送金が発生しますがこれまでトランスファーワイズを使ってました。しかし利便性はRevolutの方が上です
試しに5月22日にタイのカシコン銀行へ1,000バーツ送金した際、トランスファーワイズは3,587円必要でしたがRevolutでは3,447円ですみました
前述の通り、好きな時に円から外貨に交換できるため、レートの良い日に大量に交換しておくと為替差損を減らすことができます
※Revolutでの海外送金は受取側で手数料が発生する場合があります
使い方次第でポイント二重取りが可能に
RevolutのVISAプリペイドカードはもちろん国内のVISA加盟店でも利用できます
さらに使い方次第ではポイントの二重取りができます
①VisaまたはMastercardブランドのクレジットカード
↓チャージ
②KyashでRevolutへ入金
↓チャージ
③Revolut
お持ちのVisaかMastercardでKyashというプリペイドカードにチャージし、KYASHを使ってRevolutに入金すればポイント二重取りができます。つまりクレジットカードの利用ポイントとKYASHの利用ポイントを獲得できます
※JALカードなど一部KYASHへチャージ時にポイント対象外のクレジットカードがあります
オーナー手数料に注意
Revolutカードを使って海外ATMを使う際の注意点はオーナー手数料です
ATMによってはATMオーナー手数料なるものが存在し、実際タイのATMは基本オーナー手数料が徴収されます
オーナー手数料を徴収するATMを避けるか、手数料率を下げるため一度にまとまった金額を引き出す、または引き出しはプレスティアGLOBALPASSであればオーナー手数料取られても還元してくれます(一部条件あり)
安心のセキュリティとサポート
利用の都度、アプリでの通知がくるので身に覚えがない利用は即座に把握することができます
アプリ上でカードの一時的な利用停止もおこなうことができます
また1度だけ一切身に覚えのない請求があったため、アプリから即座にカードの利用を停止し、返金請求をおこなった所、調査中にもかかわらず返金してくれました
そして不正利用の場合、カードの利用が停止されカード自体の利用ができなくなります
日本国内に住んでいれば問題ないのですが、タイ在住のため再発行されたカードをタイに送れるかサポートに問い合わせたところ、タイにまで送ってくれました。再発行依頼したのが火曜日で土曜日の昼にはポーランドからタイに送られてきました
Revolut(レボリュート)のプラン
標準 | プレミアム | Metal | |
年会費 | 無料 | 9,800円/年 | 18,000円/年 |
1%キャッシュバック | × | × | 〇(予定) |
ATM手数料無料 | 25,000円まで/月 | 50,000円まで/月 | 100,000円まで/月 |
外国為替取引 | 750,000円まで/月 | 制限なし | 制限なし |
空港ラウンジアクセス | × | 〇 | 〇 |
SmartDelay | × | 会員+1名 | 会員+2名 |
※SmartDelayはフライトが1時間以上遅延した際に無料でラウンジを使えます。同伴できる人数がプランによって異なります
※Metalプランは開始待ち(2021年2月現在)
今後も特典は拡充されていくようです
Revolut VISAプリペイドカード発行方法
RevolutのVISAプリペイドカードはアプリ内で発行を依頼する必要があります
発行依頼後に数日でDHLで届きます
カードはシンプルなデザインです。カード番号は裏面に記載があります
Revolutチャージに利用可能なクレジットカード、デビットカード
Revolutへの入金は、VISAまたはMastercardブランドのクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードで行えます
注意点をまとめるとこんな感じ
1、VISAまたはMastercardブランドのカードしか登録できない
2、VISA・Mastercardでも登録できないカードがある
3、国内発行のクレジットカードは利用制限がある(引き出し・送金不可)
4、登録可能なデビットカードであれば利用制限がない
5、チャージ型のプリペイドカードを使えば実質クレジットカードでも間接的に利用制限なしで利用可能(いまのところ「VISAまたはMastercardブランドのクレジットカード→KYASH→Revolut」)
JCB、ダイナースカードでのチャージ(入金)は行えません。アメックスも直接のチャージはできませんが、アメックスからau Payプリカへチャージして、au Payプリカを紐づければ間接的に使えます
さらに日本発行のクレジットカードの場合、利用制限がかかり引き出しや送金が行えませんがこちらは裏技を使えば回避できます(詳細は下部参照)
利用可能なクレジットカード、デビットカード
実際に試してみた登録できる・できないカードと利用制限状況は以下の通りです(2020年8月2日時点)
登録可否 | 利用制限 | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | × | – |
ANA VISAワイドゴールドカード | × | – |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 〇 | 有 |
セディナカード | 〇 | 有 |
楽天カード | 〇 | 有 |
ミライノ デビット(住信SBIネット銀行) | 〇 | 無 |
SMBCデビット(三井住友銀行) | 〇 | 無 |
KYASH | 〇 | 無 |
GLOBAL PASS(SMBC信託銀行) | 〇 | 無 |
あおぞら銀行デビットカード | 〇 | 無 |
dカード プリペイド | × | – |
au PAY プリペイドカード | 〇 | 有 |
ANA VISAプリペイドカード | × | – |
(※8月2日追記)これまで紐づけできなかったau Payプリペイドからチャージが可能になっていました。利用制限は付くものの、au Payプリペイドへのチャージはアメックスカードが使えるため、アメックスカードでも間接的にチャージができるようになりました(アメックス→au Payプリペイド→Revolut)
ざっくりクレジットカードとプリペイドカードは利用制限が付きます。デビットカードは利用制限付かずに使えます
クレジットカードで利用制限なしで利用するにはKYASHを中継してRevolutに登録すれば実質クレジットカードを利用制限なしで利用できます
ちなみに私はANA VISAプラチナ プレミアムカードから入金しています
しかし、ANA VISAプラチナ プレミアムカード自体は登録できないため、一度KYASHにチャージし、チャージしたKYASHをRevolutに紐づけすることで制限なしで実質ANA VISAプラチナで入金しています
この方法だと、ANAマイル、KYASHのキャッシュバックとポイント二重取りが可能です
※KYASHへのチャージはVisaまたはMastercardブランドのクレジットカード、VisaまたはMastercardブランドのデビットカードに限られます。
Revolut(レボリュート)のデメリット
1、情報が少ない
サービス開始したばかりで日本語の情報が少ないです。よって当記事で実際に使ってみた感じを更新していければと思ってます
2、対応通貨がまだ少ない
2020年6月1日現在の円から交換できる外貨は以下の通りです
米ドル | ユーロ | タイバーツ | UAEディルハム | カナダドル | 豪ドル | スイスフラン | チェココルナ |
デンマーク クローネ |
英ポンド | 香港ドル | ハンガリー フォリント |
イスラエル 新シェケル |
ノルウェー クローネ |
ニュージーランドドル | ポーランドズロチ |
カタールリヤル | ルーマニアレウ | スウェーデン クローネ |
シンガポールドル | トルコリラ | 南アフリカランド |
対象外通貨の利用がメインの方は対応されるまでメリットが薄いかもしれません