タイに行くなら配車アプリが便利
タイのタクシー事情は日本と異なります。
・賃走せず価格交渉してくる
日本人相手に多いですが、賃走ではなく「そこまでだったら●●バーツ」といったように価格交渉してくるケースが多いです。実際賃走なら70バーツぐらいの所を100バーツといったり・・日本円換算すると90円ぐらいの話ですが、慣れない日本人は面倒くさがって大抵ボラれます。悪質な運転手の場合、勝手にメーター回さず走り出すことも・・
・乗車拒否
タイでタクシーに乗る際は必ず「どこどこまでだけど大丈夫?」ってな感じで確認が必要です。運転手によっては無理無理って乗車拒否されることも多々あるため、3連続で拒否られると結構落ちます。。僕は最高5回連続で拒否られました。
よって好んでタクシーに乗るケースや、観光がてらトュクトュクを乗る場合を除いて、配車アプリがあると便利です。
配車アプリのメリット
・乗車拒否がない
前述した通り、タイのタクシーはちょいちょい乗車拒否されます。
しかし配車アプリの場合、乗車場所・降車場所を踏まえてドライバーが仕事を受ける受けないを判断するので、配車が決まったら確実に来てくれます。
(一度だけ渋滞ピーク時間に拒否されたことはありますが・・)
・安い
配車アプリの由来はシェアリングという考え方のため、輸送手段というよりシェアなのです。よって普通に乗るより安いケースが多いです。
→最近UBER需要が増えていて、朝の通勤時間帯などはUBER使うと割高になることが増えてきました。朝の利用は事前にアプリで料金確認した上で利用した方が無難です。
・カード払い
UBERは登録時にクレジットカードを登録するため、原則カードからの支払いになります。
タイのタクシーは現金のみのため、配車アプリを使った方が清算の必要がなく、またカードポイントも貯まります。
・乗る場所、降りる場所を厳密に指定できる
例えばスワンナプーム空港は到着出口が沢山あります。
UBERを使えば、自分が今いるゲート番号を指定できるので、行き違いがありません。また住所や施設名も最初に入力し、配車を行うため、車に乗ってからここに行ってくれと言う必要もないのです。
タイの主要配車アプリは2つ
UBER
ご存知の通り世界最大手で配車アプリの生みの親「UBER」
日本を除く多くの世界各国で使われており、日本語も対応しています。
サポートも万全で、一度30分待たされたあげくキャンセル料を取られた件をクレームしたら20分ぐらいでお詫びメールがきて1時間ぐらいで返金処理され、その後またお詫びがきてました。
Grab
Grab「グラブ」はハーバード卒のタン・フイリンとアンソニー・タンが創業した、東南アジア圏で注目の配車アプリです。
企業価値はなんと推計18億ドルと東南アジア初のユニコーン(潜在企業価値10億ドル超の企業の通称)といきおいのある会社です。
UBERは欧米人や日本では有名ですが、東南アジアの現地の人たちは大体Grabを使っています。
UBERは配車すると個人の運転手が来ますが、Grabはタイで使うとタクシー会社が来ます。
さすがに現地の道を知り尽くしたタクシー運転手だけあり、同時に迎車をすると
ほぼ100%Grabの方が早く迎えにきてくれます。
UBERの場合、道の規制を知らない人なんかに当たると8分後到着予定が、気がつけば30分後・・なんてこともあります。
ただGrabのデメリットは日本語対応していません。
現在東南アジア6カ国のみの対応となっているため、日本人向けではありません。
結論としては、タイ語のわかる人を除いてUBERがおすすめです。
迎えに来るまで時間がかかる場合もあるので、配車アプリを利用する際は時間に余裕を持って行動しましょう。