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タイで使えるタクシーアプリ「Grab」のメリット・デメリット、使い方を解説
タイでは配車アプリの先駆けであるUberとGrab双方使えていましたが、Uberが東南アジア事業をGrabに売却する影響により、2018年4月から使えなくなりました
タイなど対象地域で配車しようとすると「あなたのエリアではUBERを利用できません」というメッセージが表示されます。今後はGrab利用がメインになるので使い方を解説します
Grabとは
Grab(グラブ)はシンガポールに拠点を置く配車アプリ運営企業です。正しくはスーパーアプリともいいます。配車の他にフードデリバリー、買い物代行、トラベルなど1つのアプリで様々なサービスを利用できます
マレーシア人のアンソニー・タンがハーバード・ビジネススクール在学中に考案し設立しました。日本にいると馴染みが薄いですが、タイでは街中いたるところでGrabのデリバリーバイクが走っており、2021年1月20日の日本経済新聞では米国上場の記事も出ており、20億ドル調達をめざすなど東南アジアを代表する企業です。Grabにはソフトバンクグループの傘下の投資会社も出資しています
Grabタクシーの利用メリット
以前から現地の人に親しまれていたGrabですが、現在Uber撤退の影響もありタイの配車アプリといえばGrab一強といえます
Grabのメリットをまとめると
乗車拒否がない
日本では考えられない話ですがタイのタクシーはちょこちょこ乗車拒否します
渋滞する方面だったり、拒否理由は様々ですがタイはまず乗車前に行き先を告げて行ってくれるか確認した上で乗車しなければなりません。ちなみに最高5連続乗車拒否経験あります
逆にGrabであれば事前に乗車場所、目的地を設定した上で配車できるので、乗車拒否って概念がないです(これが当たり前ですが)乗車場所がわからずキャンセルされるケースも稀にありますが・・
明瞭会計
日本人ってだけでメーター使わず料金ふっかけてくるタクシードライバーも多いです。メーター使えば30~40バーツぐらいの距離も平気で100バーツとか言ってくるドライバーも多いです。Grabであれば事前に料金が表示されるので料金ふっかけられる心配がなくなる上、事前に目安の料金が表示されるので安心です
クレジットカードで支払える
タイタクシーあるあるですが数十バーツのタクシー代を小銭がないので1,000バーツで払おうとするとすっごく嫌な顏されます。小さいお金ないの?的なこと聞かれます(ないから1,000バーツ出してんだけど)また場合によっては運転手もお釣りがないので、「ここで待ってるから自分でくずしてきて」的なケースも多々・・
Grabはもちろん現金でも払えますが、Grab Payに登録したクレジットカードでの支払いも可能です。上記のようにお釣り心配する必要がない上、クレジットカードのポイントも貯まるので一石二鳥です
目的地のやり取りが不要(チャットも使える)
Grab配車時は事前に目的地を設定する必要があるため、行き先のやり取りがほぼ不要です。タイ人と日本人では英語の発音が違うので、英語棒読みだと通じないことも多いです。よって全然違うとこに連れて行かれたこともあります
またGrab内で事前に運転手とチャットもできるため、事前に乗車場所など細かいやり取りをチャット通じておこなえます
ポイントが貯まる
Grabは利用に応じてポイントが貯まります
短期旅行であればメリット薄ですが、貯まったポイントはマイルなど様々な特典に交換できます。ざっくりポイント使い道を紹介すると
100ポイント=大戸屋100バーツオフ
200ポイント=IKEA Thailand100バーツオフ
1,980ポイント=スターバックス100バーツクーポン
ポイント還元率は悪いですが稀に大戸屋のようにお得な使い道が出てきます
Grabのデメリット
雨で月金の朝は捕まえにくい
最近朝から出かけることがないのでわかりませんが、雨の月金の出勤時間帯はGrabにみんな殺到して全然捕まらないときがありました。よって月金の朝(特に雨の日)に予定ある場合は時間の余裕みて配車した方が良いです
日本語対応していない
Grabは日本語対応していません
よってやり取り等も含めてすべて英語かタイ語になります
近くに複数台待機しているのに配車マッチしない
たまにあるのが近くに待機してる車があるのに配車マッチしないケースです。よくあるのが運転手がカード払いを敬遠してる場合です。仕組みは定かではありませんがクレジットカード払いだと運転手にお金が入るまでタイムラグがあって今すぐ現金が欲しいような運転手はマッチさせてくれないです。しかし支払い方法を現金にすることで即マッチすることが多々
Grabの登録方法
まずGrabのアプリをインストールしましょう
続いてSMS認証をおこないます。タイに着いて現地SIMで認証する場合は国番号を入力の上、SIMカードに記載されている番号を入力してください
続いて上部に名前(英語)とメールアドレスを入力し登録完了です
これでGrabアプリが使えるようになります
最初にクレジットカードを登録しましょう。TOP画面の「Payment」から登録できます
「Add a card」をタップします
こちらにカード番号を入力してクレジットカード登録完了です
日本国内発行のクレジットカードは「Country where was issued」を日本へ変更してください
タイでGrabを利用するためにタイSIMを入手しよう!
空港に着いたらすぐに配車できるように、事前にタイSIMを準備しておくと空港で買うより安くて便利です
AISなら8日間無制限(3GB超えると速度低下します)で使えて100分無料通話付。SIMのパッケージに番号記載されているのでSMS認証にも使えます
AIS タイ プリペイド SIM 8日間データ通信無制限 100分無料通話料つき | ||||
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Grabの配車方法
Grabアプリを起動し「Transport」をタップします
最初に行き先を設定します
モザイクの箇所は直近で利用した行き先が表示されます
新たな行き先を設定するには「Where to?」をタップします
行き先を英語かタイ語で入力します
行き先名(ホテル名や施設名)か住所を入力します。有名な場所であれば上記のように途中まで入力すると候補として出てきます。候補として行きたい場所が出てきたらタップして行き先設定しましょう
行き先の設定終わったら配車先を設定します
GPSでいまいる場所を元に初期設定がされています。また大きいホテルや商業施設、空港などの場合、複数の出口からピックアップポイントを設定することができます
ピックアップポイントの変更は行き先設定と同じ要領で変更できます
行き先、配車先の設定が終わればこれで設定は完了です
「Book just Grab」をタップすると配車できます
また左下のカード番号をタップすれば支払い方法を変更することができます。前述の通りGrabでは複数枚カードを登録できるので使いたいカードを変更したい時や現金で払いたいに利用します
Grabでは呼ぶ車の車種を選ぶこともできます。車種選定は「View All」をタップします
「JustGrab」が標準になっています。近くにいる車でマッチした車がきます
女性ドライバーを指定する場合は「Grab Car(Lady)」、またタイならではでバイクタクシーを呼ぶこともできます
荷物が多いときは「Grab SUV」、また大人数の時にも使える「Grab VAN」など利用シーンに応じて車種を選べます
といったようにGrabは一度使い始めると非常に便利な配車アプリです
またタイに限らず東南アジアの多くの国で使えるのでこの機会に是非Grabを利用してみましょう