Contents
【改悪】ANA国内線の当日アップグレード料金が区間に応じた価格へ
ANAが国内線の普通席からプレミアムクラスへのアップグレードの変更を発表しました。
①アップグレードが搭乗2日前から可能に
②アップグレード料金の変更
4月1日搭乗分から適用されるようです。
それでは詳しくみていきます↓↓
①アップグレードが搭乗2日前から可能に
元々普通席からプレミアムクラスへのアップグレードは当日に空席がある場合のみ、搭乗当日にカウンターでお願いする必要がありましたが、4月1日搭乗分よりANA Webサイトや電話にて搭乗2日前よりアップグレードが可能になりました。
これは一見すると便利になったと思えますが、対象運賃が限られています。
アップグレード対象運賃:国内線運賃(特典航空券やいっしょにマイル割を含む)
※ただし、団体運賃、ダイナミックパッケージ(旅作および各旅行会社取り扱い)以外の包括旅行運賃、国際線航空券国内区間、予約のないオープンチケットは除く
包括旅行運賃と国際線航空券の国内区間は対象外になっています。
気を付けていただきたい点は国際線航空券の国内区間は当日空席があれば引き続きアップグレードできます。あくまで搭乗2日前の予約ができないということです。(ANA確認済み)
アップグレード料金の変更
これまでは国内線アップグレードは一律料金でした。
羽田からプレミアムクラスで伊丹行こうが那覇行こうが当日アップグレードにかかる費用は一緒だったのです。しかし4月1日以降は区間に応じて料金が変わります。
羽田発主要路線のアップグレード料金
行先 | 事前アップグレード料金(搭乗2日前~前日) | 当日アップグレード料金 |
札幌 | 14,000円 | 15,000円 |
名古屋 | 7,000円 | 8,000円 |
伊丹 | 10,000円 | 11,000円 |
広島 | 10,000円 | 11,000円 |
福岡 | 14,000円 | 15,000円 |
鹿児島 | 10,000円 | 11,000円 |
那覇 | 14,000円 | 15,000円 |
宮古 | 14,000円 | 15,000円 |
石垣 | 14,000円 | 15,000円 |
主要路線は軒並み10,000円オーバーです。
主要路線は当日アップグレードの人気が高いため、料金が高くなっています。
例えば福岡と鹿児島を比較すると、鹿児島の方が距離的には遠いのですが、福岡の方が4,000円高いです。同じように東京発の札幌行きは14,000円なのに、稚内行きは半額の7,000円だったりします。マイナー路線使われる方にはメリット大の料金設定ですね。
まとめ
当日アップグレードはSFC修行で良く使われる手法ではありましたが、今回の改悪で羽田-宮古、石垣路線以外はアップグレードメリットが非常に薄れるような気がします。
プレミアムポイント稼ぎにとって効率は悪くなるので、本来乗りたい人はより乗りやすくなるともいえますね。(遠まわしなANAの修行僧潰しにも見えますが・・)